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トップ > サンテミリオン地区 第1特別級Aのビンテージワイン > シャトー・シュヴァル・ブラン[シャトー紹介・醸造工程]
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シャトー紹介・醸造工程 |
サンテミリオン地区では最上級とされる「第1特別級A」に格付けされているシャトー・シュヴァル・ブランは、ポムロールとの境界線付近の、“Les Graves de Saint-Emilion(サンテミリオンの砂利)”と呼ばれる地域にあります。
この一帯は、サンテミリオン地区の中でも珍しく砂利が多く堆積している土壌です。サンテミリオンのほとんどのシャトーがメルローを主体としたワインを作っているのに対して、シュヴァル・ブランなど、この地域のシャトーでは、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨンといった品種を多く植えているのです。
この地域に関して、ブノワ・フランス出版社の『テロワール・アトラス』にはこのように記載されています。
この土壌は、ほとんどオー・メドックの土壌と−高い浸透性、細粒の土壌に砂が多いこと、泥土と粘土の含有がとても少ないことーが、たいへん似ている。
もっとも大きな違いは、ここでは一貫して地下数メートルの深さに地下水がないということにある。通常、夏の初めは水の供給に支障はないが、乾燥した年には7月の終わりから容易でなくなることもある。
春になるとすぐに暖まるこの土壌は、ブドウの成熟を早めるため、収穫開始日の選択が重要なものとなる。過熱となるケースも出てくるからである。
あまり肥沃でないこのタイプの土壌では、収穫量は概して少ない。ワインのアルコール度数は平均的で、総酸量は常に他の土壌よりも少ない。色はかなり濃いが、ph値が高いために急速に褪せてしまうことがある。礫質土壌のワインの主な長所は、熟成すると並外れた複雑さに成長する、豊かなアロマになる。ワインは口に含むととても長い余韻を感じさせる。
シュヴァル・ブランのシャトーへ行くと、入り口にはその土壌を表した模型があります。それを見てみると、確かに、畑の約20%は砂が多く混じり、錆色に赤茶けた砂利質、40%が砂利が混じった砂質、40%が下層に密度の高い青粘土があり、表土が砂が混じった粘土質と書かれています。
このことからも、水はけの良い土地を好むカベルネ種が向いているのだろうということは容易に想像できるのです。
また、傾斜角度は決して大きくはありませんが、ポムロール地区の境界線から、サンテミリオン地区のシャトー【フィジャック】の間は、まるで小さな丘のようになっているののも見てとれるでしょう。
シュヴァル・ブランのブドウ畑は、合計「40ha」。55%のカベルネ・フランと、45%のメルローが植えられています。
ここでは、ワインの品質を高めるために非常に厳しい収穫制限をしており、「1ha当たり約35hl」という、信じられないほどわずかな量しか作らないというのですから驚かされます。
ブドウの収穫は全て手摘みで行い、収穫されたブドウは容量の小さいカジェットに入れられて醸造所まで運ばれます。収穫時期だけに設置される特設のテントで除梗前と後に選果を行い、醸造はコンクリートタンクとステンレスタンクで行います。
醸造に関しては、いたってクラシックな方法を守っていて、強いて特徴的な点を挙げるとすると、場合によっては低温マセレーションを行うということぐらいでしょうか。
その後、100%新樽の中で15〜20ヶ月の熟成を行う間に、3ヶ月に1回の澱引き、卵白を使用してのコラージュを行ってから、自社製の瓶詰めの機械で瓶詰めされています。
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