現在のオーナーであるカプデモーラン家は、400年間にわたってサンテミリオン地区においてワイン生産を行っている。家系図を辿っていくと、1617年に同地で洗礼を受けたアントワン(トニー・カプデモーラン)の代にまで遡ることができる。
同家に19世紀末に生まれたアメデは、サンテミリオンにクレディ・アグリコール銀行を創設した人物で、息子のジャンとロジャーは1948年のジュラード改正に参与し、サンテミリオンワイン組合とモンターニュ・サンテミリオンワイン組合の議長を務めた。ロジャーの息子ジャックはサンテミリオンワイン組合の議長の座を継ぎ、現在もシャトーの幹部となっています。
カプデモーラン家は、今もなおサンテミリオンの地に根をおろし、現在も変わらない愛着と熱意を持ってワイン作りを続けている。
シャトー・バレスタール・ラ・トネルの「バレスタール」の名は、サンテミリオンの教会参事会員にちなんでおり、「ラ・トネル」とは、現在も畑の中に存在する非常に古い塔を意味する。シャトーの歴史は古く、15世紀にはフランソワ・ヴィヨンが、詩の中でここのワインについて触れている。この詩の引用は、現在のラベルにも記されている。