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トップ > ソーテルヌ地区 第1級のビンテージワイン > シャトー・スデュイロー[シャトー紹介・醸造工程]
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シャトー紹介・醸造工程 |
ボルドーからトゥールーズへと続く高速道路に乗って約30分。ポダンサックの出口を降りて、プレニヤック方面へと進んでいくと、ソーテルヌ地区方向を示す大きな看板が見えます。AOCソーテルヌとAOCバルサック、そのどちらでも名乗ることができるという珍しい地域であるバルサックを越えて、さらにブドウ畑の中の進んでいくと、丘の上に壮麗な【ディケム】のシャトーが見えてきます。
その丘のちょうど北側に、同じく壮麗なシャトーがあります。それがフランス最大の保険会社で、日本でも有名なアクサ・グループが所有する1級シャトー、スデュイロー(シュデュイロー)です。
シャトーに到着すると、真っ先に目に付くのはシャトーの前の広い池です。昔は馬に水浴びをさせるところだったそうですが、この日はちょうど暑い日だったため、カモたちが楽しそうに水浴びをしていました。
シャトー内を案内してくれたのは、広報のカリンさん。早速、畑の説明から伺いました。
スデュイローが所有する畑は合計「90ha」。植えられているブドウは90%がセミヨン、10%がソーヴィニヨン・ブランという構成です。
土壌は、砂利と砂を含んだ粘土から構成されており、【ディケム】ほどではありませんが、やはり緩やかに傾斜しています。“【ディケム】に次いで評価が高い”と言われることも多いスデュイローですが、やはり【ディケム】に隣接する場所に畑を持っているということも大きな理由の一つでしょう。
ブドウの収穫は、合計100人が選果をしながら手摘みで行い、貴腐化したブドウを圧搾機へと運んでいきます。
圧搾機で絞られた果汁は一旦地下にあるタンクに移されて、一晩だけ温度を4℃に保ち発酵が始まらないようにして、デブルバージュを行います。その後、上澄みだけをステンレスタンクに入れて、温度を24℃まで上げ発酵を開始。発酵が始まるとすぐに果汁を抜き取り、30%は新樽、残りは1度使用した樽に入れて発酵を続けていきます。
アルコール度数が一定の数値にまで達すると、果汁を再度ステンレスタンクに戻し、温度を4℃にまで下げて強制的に発酵を止めます。さらに改めて樽に戻し、熟成を開始します。
熟成期間は合計12ヶ月間で、3〜4ヶ月に一度は澱引きを行います。この澱引きごとにブレンドを行っていくのですが、全ての樽を試飲して、少しでも品質が落ちるものは容赦なくセカンドに回されてしまうことになるそうです。
こうして熟成が終了した後、瓶詰めとなります。
一通りの説明を伺った後、シャトーへと案内していただきました。1670年に建てられたというシャトーは、現在アクサ保険の幹部候補生の研修施設となっていて、シャトーに宿泊しながら、隣にある建物でマネージメントなどの教育を受けるのだそうです。レストランまで完備されていて、まさに至れりつくせりと言った感じでした。
またシャトーの裏側の庭も素晴らしい作りです。パリのベルサイユ宮殿の庭も設計したというル・ノートルによる設計なのだそうです。
シャトーや庭の素晴らしさもさることながら、やはり【ディケム】に次ぐ品質を持つと言われているスデュイローのワインは、素晴らしさでは引けをとりません。厳しい収穫制限と選果の基準、妥協を許さないブレンド。これらが全て組み合わさってこそできる逸品だと言えるでしょう。
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