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トップ > ソーテルヌ地区 第1級のビンテージワイン > シャトー・スデュイロー[シャトー紹介・醸造工程]

シャトー・スデュイロー

スデュイロー 取扱商品一覧 シャトー紹介・醸造工程 スデュイロー シャトーの歴史 スデュイロー シャトーデータ スデュイロー テイスティングコメント

シャトー紹介・醸造工程

アクサ・グループ所有の1級シャトー

ボルドーからトゥールーズへと続く高速道路に乗って約30分。ポダンサックの出口を降りて、プレニヤック方面へと進んでいくと、ソーテルヌ地区方向を示す大きな看板が見えます。AOCソーテルヌとAOCバルサック、そのどちらでも名乗ることができるという珍しい地域であるバルサックを越えて、さらにブドウ畑の中の進んでいくと、丘の上に壮麗な【ディケム】のシャトーが見えてきます。

その丘のちょうど北側に、同じく壮麗なシャトーがあります。それがフランス最大の保険会社で、日本でも有名なアクサ・グループが所有する1級シャトー、スデュイロー(シュデュイロー)です。

スデュイロー
スデュイローのシャトー全景 [拡大]
スデュイロー
入り口にはお馴染みの「アクサ保険」の文字も。日本からもお客様もこれを見ると安心するのでしょう [拡大]
スデュイロー
右がスデュイローで、左奥に見えるのがディケム。2つのシャトーは隣接しています [拡大]
スデュイロー
シャトー前に広がるセミヨンの区画。畑に傾斜があるのが分かります [拡大]
スデュイロー
ソーテルヌ地区の航空写真。森で囲まれて霧が発生しても飛ばされないなど、貴腐ワインが出来る稀有な地形です [拡大]
スデュイロー
セミヨンのブドウ。一つ摘んでみたのですが、まだまだ酸が多く酸っぱかったです [拡大]

ディケムに次ぐ評価を受ける

シャトーに到着すると、真っ先に目に付くのはシャトーの前の広い池です。昔は馬に水浴びをさせるところだったそうですが、この日はちょうど暑い日だったため、カモたちが楽しそうに水浴びをしていました。

シャトー内を案内してくれたのは、広報のカリンさん。早速、畑の説明から伺いました。

スデュイローが所有する畑は合計「90ha」。植えられているブドウは90%がセミヨン、10%がソーヴィニヨン・ブランという構成です。

土壌は、砂利と砂を含んだ粘土から構成されており、【ディケム】ほどではありませんが、やはり緩やかに傾斜しています。“【ディケム】に次いで評価が高い”と言われることも多いスデュイローですが、やはり【ディケム】に隣接する場所に畑を持っているということも大きな理由の一つでしょう。

スデュイロー
シャトー前にある池。昔は馬に水浴びをさせる場所で、今では訪問者をカモが出迎えてくれます [拡大]
スデュイロー
収穫の様子を写した写真。専用のハサミで、貴腐化している部分だけを徐々に収穫していきます [拡大]
スデュイロー
貴腐化が始まる直前のブドウ。ブドウの黒い斑点は貴腐菌がブドウに付着して、内部に入り込んだ様子です [拡大]

ブドウの収穫は、合計100人が選果をしながら手摘みで行い、貴腐化したブドウを圧搾機へと運んでいきます。

圧搾機で絞られた果汁は一旦地下にあるタンクに移されて、一晩だけ温度を4℃に保ち発酵が始まらないようにして、デブルバージュを行います。その後、上澄みだけをステンレスタンクに入れて、温度を24℃まで上げ発酵を開始。発酵が始まるとすぐに果汁を抜き取り、30%は新樽、残りは1度使用した樽に入れて発酵を続けていきます。

アルコール度数が一定の数値にまで達すると、果汁を再度ステンレスタンクに戻し、温度を4℃にまで下げて強制的に発酵を止めます。さらに改めて樽に戻し、熟成を開始します。

熟成期間は合計12ヶ月間で、3〜4ヶ月に一度は澱引きを行います。この澱引きごとにブレンドを行っていくのですが、全ての樽を試飲して、少しでも品質が落ちるものは容赦なくセカンドに回されてしまうことになるそうです。

こうして熟成が終了した後、瓶詰めとなります。

スデュイロー
空気圧式の圧搾機で、合計4台あります。収穫されたブドウはこれで搾られて、果汁だけを発酵させていきます [拡大]
スデュイロー
左手が垂直式の圧搾機。最初は空気圧式で絞り、最後は強力なこちらを使います。右手の樽は現在専用の機械で洗浄中です [拡大]
スデュイロー
発酵を開始させるステンレスタンク [拡大]
スデュイロー
樽内で発酵をしている時にはこの部屋に置かれます。空調が完備してあり、発酵中は室温24℃ほどをキープします [拡大]
スデュイロー
発酵中の樽内には、このエギュイーユ(“針”の意味)を入れます。中に冷水を流すことで、発酵中の温度上昇を抑えるのです [拡大]
スデュイロー
樽の殺菌を行っているところ。洗浄された樽は亜硫酸硫黄で殺菌していきます [拡大]

シャトーや庭も一級品

一通りの説明を伺った後、シャトーへと案内していただきました。1670年に建てられたというシャトーは、現在アクサ保険の幹部候補生の研修施設となっていて、シャトーに宿泊しながら、隣にある建物でマネージメントなどの教育を受けるのだそうです。レストランまで完備されていて、まさに至れりつくせりと言った感じでした。

またシャトーの裏側の庭も素晴らしい作りです。パリのベルサイユ宮殿の庭も設計したというル・ノートルによる設計なのだそうです。

シャトーや庭の素晴らしさもさることながら、やはり【ディケム】に次ぐ品質を持つと言われているスデュイローのワインは、素晴らしさでは引けをとりません。厳しい収穫制限と選果の基準、妥協を許さないブレンド。これらが全て組み合わさってこそできる逸品だと言えるでしょう。

スデュイロー
ベルサイユ宮殿の庭園も設計したル・ノートルが手がけたフランス庭園 [拡大]
スデュイロー
2005年のジャパン・ワイン・チャレンジでは、銀賞を獲得しています [拡大]
スデュイロー
シャトーの裏側。現在、中はセミナー参加者用の宿泊施設となっています [拡大]
スデュイロー
試飲をしているところ。記念写真を撮っていただきました [拡大]
スデュイロー
スデュイローで案内をしてくれたブリジットさん。この日は98年、99年、01年、03年のスデュイローを垂直テイスティングしました [拡大]
スデュイロー
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