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| パヴィヨン・ルージュ・ド・シャトー・マルゴー 1986年 カロン・セギュール 1988年 |
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| シャトー・ボーセジュール〜“隠れた逸品”的な小規模1級シャトー | |
| シャトーは「セニエ」作業中。果たして2006年のワインの出来は? |
皆さん、始めまして。四方@東京事務所です。
10月1日にオープンいたしました当店ですが、早くも1ヶ月が経過しました。沢山のご注文、本当にありがとうございました。
とりあえず、サイトのオープンを最優先して突っ走ってきましたので、実は、バックグラウンドの準備が遅れていて、ちょっとした大騒ぎになっていたんです…。「いきなりそれほど注文も来ないだろう…」と油断していたため、梱包資材やスタッフもほとんど揃っておらず、とんでもなく大変な1ヶ月でした(苦笑)
ようやく少し落ち着いて、新たな梱包・出荷担当スタッフも加わったため、こうやってメルマガを配信するだけの時間ができました。
…と、こちらがこんな御礼をお伝えする前に、ワインをお届けさせていただきましたお客さまから、早くもいくつもの嬉しいご感想を頂戴しています!
慌しい船出だった当店ですが、こんな温かい声をいただくと本当に嬉しいものですね。ご投稿くださった皆さま、ありがとうございました。
また、「こうした方が使い勝手がいいんじゃないの?」「シャトー○○をラインアップに加えてよ。」というようなリクエストもたくさん頂戴しておりまして、皆さまの期待の大きさが感じられて、こちらもとても嬉しいのです。
早速、「値段順に分かるようにして欲しい」とのご要望にお応えして、価格別の一覧ページも作成いたしました。ぜひ、ご予算に合わせて、活用していただければと思います。
そして、今回が創刊号となりますこの【ビンテージワイン通信】では、これからお得なセール情報に加えて、ボルドーの今を伝える「ボルドー通信」、新着シャトーのご紹介など、濃厚な内容でお届けしてまいります。どうぞご期待ください!!

ボルドー事務所の青野です。
世界中でその名前が知れ渡り、世界中で愛され続けてきたシャトー・マルゴー。
5大シャトーの中で、最も“女性的”と言われており、華やかな香り、口当たりの滑らかさ、しっかりしたボディと繊細さを備えた味わいから「ボルドーの宝石」と讃えられている、とてもエレガントなワインです。
その味わいは、多くの者を魅了してきました。イギリス初代大統領ロバート・ウォーポールは、3ヶ月に4樽という頻度でこのワインを購入し、文豪ヘミングウェイは、このワインを愛するあまり、孫娘にマルゴー(英語読みでミーゴ)の名をつけたほど。社会学者エンゲルスは、「あなたにとっての幸せは?」という質問に対し、「シャトー・マルゴー1848」と答え、俳優チャーリー・チャプリンは、77歳のとき、1893年のシャトー・マルゴー(なんと73年物)をうっとりと飲み干したそうです。
そんな超一流シャトーのセカンドワインである「パヴィヨン・ルージュ・ド・シャトー・マルゴー」は、19世紀の頃からすでに生産されたおり、現在の名前が付けられたのは1908年からでした。
1930年代〜70年代初頭までは生産が中止されていましたが、現在のオーナーがシャトーを購入してから、再び生産されるようになりました。
パヴィヨン・ルージュは、比較的樹齢が若い木のブドウや、シャトー・マルゴーのブレンドの際に使われなかったワインで造られたものではありますが、醸造方法はシャトー・マルゴーと変わることがありません。そして、熟成は3〜4ヶ月ほど短くしていて、持ち味のフルーティさを残すようにしているのだそうです。
1986年と言えば、グランヴァンである<シャトー・マルゴー 1986>は、ロバート・パーカー氏から「98点」という驚くべき点数を与えられた年です。そんなビンテージですから、セカンドとは言えども、その品質の高さは間違いありません!
シャトーの公式なコメントとして、以下のように発表されています。
“パヴィヨン・ルージュにとって非常に良いビンテージ。1986年は天候に非常に恵まれただけでなく、この年からグリーン・ハーベスト(ブドウの房を間引いて、数を減らすことにより、残されたブドウの質を向上させる方法)を、生産量が多い区画や樹齢が若い区画に行ったことにより、ほとんど全ての区画から素晴らしいブドウ、そしてワインが造られました。パヴィヨン・ルージュはグランヴァンであるシャトー・マルゴーに比べると熟成が進んでいますが、まだその絶頂には達していません。今からでも飲み始めることができますが、まだ熟成させることも可能です”
(試飲年月:2002年9月)
シャトー・マルゴーのグランヴァンは価格的にちょっと高い(ちょっとどころじゃ無いですが(笑))ので、まずはこのセカンドから試してみてはいかがでしょうか? 決して期待を裏切らない味わいです!
そろそろクリスマスシーズンですね。クリスマスのプレゼントで人気があるワインと言えば…。やはり“ハート形”で有名な【カロン・セギュール】です。
18世紀の頃、現在1級シャトーに格付けされている【ラトゥール】や【ラフィット】をも所有していたセギュール侯爵が、“われラフィットやラトゥールを造りしが、わが心カロンにあり”という有名な言葉を残し、その思いをハートの形でラベルに残したことでも知られています。
サイトにはまだ掲載しておりませんが、このシャトーはかなり高い評価を受けています。その中でも特にこの1988年は別格! ワイン評論家として世界一著名なロバート・パーカー氏からも、以下のように評されているほどなのです。、
“1988年のカロン・セギュールは、より喧伝された1989年や1990年ビンテージより輝いているワインだ。深みのある色をしており、卓越していると言えるほどにバランスが良く、リッチで、フルボディ、あと15年は寿命をもっていそうな価値ある候補だ。このシャトーの古典的な例で、このシャトーらしく、西洋杉のようで、非常にかぐわしく、土っぽい、甘いレッドカラントやブラックカラントの果実味がたっぷりある。このビンテージとしては驚くほど力強いワインであることも注記しておくべきであろう。1982〜1995年までの最上のカロン・セギュールであると私が太鼓判を押そう。”
(飲み頃:現在〜2020年。最終試飲年月:2002年9月)
今まさに飲み頃を迎えたこのワイン。あなたの気持ちを恋人に伝えるのに最適な1本となるでしょう!
■お詫びと訂正
当店の「メールマガジン登録ページ」で、以下のような告知をさせていただいておりました。
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<緊急予告!>
シャトー・ムートン・ロートシルト 1983年
ネット最安値に挑戦価格 29,000円(税抜)で販売予定!
詳細は、メールマガジンにて…
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大変申し訳ございませんが、残念ながら現地の在庫が無くなってしまいました…。大変申し訳ございません! また次回、ネゴシアンから特価情報が流れてきましたら、すぐにお知らせしますので、どうぞご容赦くださいませ。

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| 生産地 | サンテミリオン地区 |
| シャトー | シャトー・ボーセジュール |
| タイプ | 赤/フルボディ/濃厚で力強い、長期熟成型 |
| 栽培品種 | メルロー70%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10% |
| ロバート・パーカー (第4版) | ★★★(3点/4点満点中) |
| ヒュージョンソン (第5版) | ★★★(3点/4点満点中) |
| ル・クラスモン (2006年度版) | ★(1点/3点満点中) |
| ゴー・ミヨー (2006年度版) | 掲載なし |
シャトー【カノン】や【ボーセジュール・ベコ】などに囲まれた、サンテミリオン村西側の斜面に畑を持つシャトー・ボーセジュール。この一帯に1級シャトーが集まっていることからも、畑のポテンシャルの高さは間違いないところです。
元々は【ボーセジュール・ベコ】と同じシャトーだったところ、後に2つに分かれたという歴史があるため、この両シャトーは常に比較して語られることが多いようです。一方が“濃厚なモダンなタイプ”とされているのに対して、ボーセジュールはロバート・パーカー氏から“ミネラル主体で【オーゾンヌ】的な方向に傾倒している”と評されるなど、伝統的なスタイルを保っているのが特徴です。
また、サンテミリオンの格付けでは常に1級とされているにも関わらず、あまり日本で認知されていないのは、生産量が「年間約3万本」と低いため、目にする機会が極端に少ないことが大きく関係していると思われます。
ロバート・パーカー氏から「100点」という最高の評価を得て、人気が沸騰したため、今ではほとんど見かけることが出来なくなってしまった伝説のビンテージ<シャトー・ボーセジュール 1990年>。確かにこのワインが極めて高い評価を受けていることは間違いありませんが、それ以外のビンテージでも決して平凡なワインを造っているという訳ではありません。
“隠れた逸品”といった印象が強いシャトー・ボーセジュール。生産量が少ない1級シャトーとしては、今はまだ手が届く価格に留まっていると言えるでしょう。その実力、ぜひお早めにお試しください。
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青野@ボルドーです。


10月に入り、今年の収穫も終わりました!
今年は7月までは暑かったのですが、8月に入って急に温度が下がり、9月になると雨が多く降りました。2005年が“2000年以来、最高のビンテージ”と言われているのとは対照的に、今年は多くのシャトーから“非常に難しいビンテージ”という声も聞こえてきています。
醸造期間中にシャトーを周っていると、「セニエ(Saignee)」という作業を行っているのが目に付きました。
セニエとは、元々は静脈から多量の血を抜く“瀉血(しゃけつ)”という意味なのですが、ワイン造りの場合はもちろん別の意味があります。
それは、ブドウの果汁が発酵を始める前に、果汁の一部を抜き取ること。こうすることにより、果皮に対する果汁の比率が高まり、より濃いワインを造ることができるというものです。
(ちょっと分かりにくいですが、例えば、マグカップ一杯に入ったお湯に紅茶のティーパックを入れるよりも、お湯が半分の方がより濃い紅茶ができますよね? それと同じようなことです。)

また、余談ですが、ボルドーのロゼワインとは、このセニエを行った際に抜き取った果汁で作られたものがほとんどです。セニエは、ブドウをタンクに入れて、1時間から長くても12時間ほどで行われます。そうすると赤ワインほどではありませんが、少しだけ色が付いた果汁が得られます。これを発酵させていくことで、あの薄いピンク色をしたロゼワインが出来上がるのです。
あいにくの雨に見舞われた2006年のビンテージですが、気になる品質はどうかというと、“ワインが出来上がってみるまで分からない”というのが、シャトースタッフの方々の意見です。
ちょっと心配ではありますが、ワイン作りの裏側ではこのような色々な努力がなされています。その出来栄えを期待して待ちたいですね。
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