ミッシェル・トロワグロ Profile
ミッシェル・トロワグロは、ミシュラン「レッドブック」が最高峰と認める三つ星を39年間保持し続けるレストラン「トロワグロ(TROISGROS)」の三代目オーナーシェフとして、フランス料理界にその名をとどろかせています。
1958年、フランス/ロアンヌのトロワグロ家に生まれたミッシェルは、パリの三つ星レストラン「タイユバン」を初め、「ル・ムーラン・ド・ムージャン」や「アラン・シャペル」、更には、スイスやベルギー、ロンドンにニューヨークと世界中の名だたるシェフのもとで修業を積み、腕を磨き続けました。その後、1982年にロアンヌに戻り、レストラン「トロワグロ」を継承、今日その地位を守り続けています。
2003年には、ミシュランに並ぶグルメガイドブック「ゴー・ミヨー」で最優秀シェフを受賞、2004年にフランスの歴史的な「レジョン・ド・ヌール勲章」を受章するなど、その活躍は目覚しいものです。
|
ミッシェル・トロワグロは、常に彼自身のその足で世界各地に赴き、斬新な美食の世界を追求し続けると共に、良質な食材を求め、それが豊富に生産される場所に直接出向いて調達する努力を惜しみません。また、柚子やマイタケ・昆布出汁など日本の食材をふんだんに使用しているのも特徴の一つです。
旺盛な好奇心と大胆な発想・卓越した技術で、世界中から求めた良質な素材を料理に取り入れ、食材の持つ旨味を最大限に引き出す、それがミッシェル・トロワグロの料理哲学です。
お料理はどれも、爽やかな甘味とまろやかな酸味、そして食を豊かにするスパイス、これらが見事に調和された、優しく奥深い味わいです。柑橘系フルーツやビネガー、オリーブオイル、ハーブやスパイスが素材を生かす絶妙なアクセントとなっています。
また、ランチコースは\4,000〜と手軽に味わえるのも魅力で、皆様に幅広く召し上がって頂きたい、そんなトロワグロの心配りが感じられます。
オススメ料理は?とお伺いすると、「全てがトロワグロスタイルで全てがスペシャル、つまり全てがオススメなんです。」と自信満々に答えて頂きました。旬の素材を生かし数ヶ月ごとに変わるお料理の品々を、季節ごとに楽しんでみてはいかがでしょう。
4月からの新メニューを2品ご紹介します。
@「和牛頬肉のバニュルスワイン煮」
和牛頬肉をソースと共に、真空状態にして約85℃で10時間ゆっくりと火入れしました。バターやクリームをふんだんに使用したクラシカルなフレンチとは異なり、“軽く優しい味わい”に仕上げたのがトロワグロ流です。甘味とコクのあるバニュルス、果実味溢れる赤ワイン、まろやかなデミグラスソースを使用することで、味わいのバランスも抜群です。触感はとろけるほど柔らかで、ソースの色合いも艶やかで美しく、印象的、感動的な一品です。
(参考)アラカルト価格:\7,000
このお料理に合わせる相性のいいボルドーワインは、サンテミリオンやポムロールなど、果実味豊かな赤ワインがオススメだそうです。
トロワグロのオススメワイン
「和牛頬肉のバニュルスワイン煮」にオススメのワイン。Ch.Figeac 2002、Ch.Trotanoy 1995、Ch.Le Gay 1999
◆Ch.Figeac 2002
スパイスやタバコ、赤や黒のベリー系果実の香りがありミディアムボディー。バランスよくエレガントな味わい。ちょうど飲み頃の時期に入り、先10年くらいは楽しめそうです。
◆Ch.Trotanoy 1995
ラズベリー・ブラックチェリー・甘草のような香りがあり、フルボディからミディアムボディ。タンニンはしっかりとありますが柔らかくなってきています。デキャンタージュをお勧めします。
◆Ch.Le Gay 1999
プラムやブラックチェリー、土の香りがあり、ミディアムボディー。タンニンは柔らかく、余韻も長く、果実の凝縮感も多く感じられます。