フランス料理のトップクリエイターとしてその名を知られる勝又登氏が、今から21年前、箱根の芦ノ湖を望むこの高台の地に、日本初のオーベルジュ「オーベルジュ オー・ミラドー」を誕生させました。オーベルジュとは、泊まることではなく「食べる」ことが目的の宿付レストランのこと、そしてこの食文化が日本にも徐々に浸透してきていることは皆様もご存知でしょう。
ここオーベルジュ オー・ミラドーのコンセプトは、都会の喧騒を忘れ、フランスのリゾートで過ごすような、ゆったりとした気分でお料理とワインを召し上がって頂くことです。自然に囲まれた安らぎの空間の中、勝又シェフの腕が光る自然の素材を生かした箱根フレンチを、飲み頃のワインと共にご堪能頂き、至福の時をお過ごし頂ければと思います。ボルドーのオールドビンテージワインも品揃え豊富で、ボルドーファン・ワイン好きにはたまらないオーベルジュです。

ビストロブームの火付け役、日本初のオーベルジュを成功させた、
フランス料理のトップクリエイター勝又登シェフの物語
幼少の頃から将来料理人になることに憧れを抱いていた勝又登氏は、1963年料理の世界に入りその後渡仏。そこで勝又氏が強く魅了されたのは、リゾート地ニースでの自然と共存した人々の優雅な暮らしぶり。そして、山々に点在したオーベルジュで、その土地の豊かな料理とワインと共に、休日を楽しむフランス人の姿でした。これらに大きく魅せられた勝又氏は、「日本の田舎に、オーベルジュとリゾートを融合させた一つの美食郷を造りたい。」そんな夢を抱きます。
帰国後勝又シェフは、東京でビストロブームを巻き起こし、10軒以上ものフランス料理店の顧問を務めるなど、第1線の料理人として東京のフランス料理界をリードする存在となりました。しかし1986年、その全てを手放し、夢の実現に向け箱根のこの地に移住、「オーベルジュ オー・ミラドー」を開業します。そしてその10年後には、広い庭園をもつフランス風シャトー「パヴィヨン・ミラドー」を併設。2004年には、温泉やエステを兼ね添えたバリスタイルの癒し空間「コロニアル・ミラドー」をオープン。正に今“美食のリゾート村“の集大成を迎えています。
ビストロ、グランメゾン、そしてオーベルジュといった、常にその時代時代の新しい食スタイルを提案し成功させてきた、フランス料理のトップクリエイター勝又シェフ、今後の活躍にますます目が離せません。
= 勝又登氏 Profile =
| 1946年 |
静岡県富士市に生まれる |
| 1963年 |
料理の世界に入る。銀座の東急ホテル、麻布のレストランで修行。 |
| 1969年 |
渡欧。
オランダ「ホテル・オークラ」、パリの「シェ・タント・マデ」や「プラザ・アテネ」最上階のメインダイニング、 ニース「マノワ・ノルマンド」などで、高級フランス料理から素朴で暖かなビストロ風フレンチまで幅広く修行。 |
| 1973年 |
帰国後、東京/麻布に「ビストロ・ド・ラ・シテ」をオープン。東京にビストロブームを巻き起こす。 |
| 1978年 |
六本木に「レストラン・オー・シザーブル」をオープン。本格的なヌベール・キュイジーヌを展開。
以後、青山の「ル・ポアソンルージュ」を初め、10軒以上のレストランの料理顧問として活躍。 |
| 1986年 |
芦ノ湖を望む箱根の高台の地に、日本初のオーベルジュ「オーベルジュ・オーミラドー」を開業。
その後、日本にオーベルジュという食スタイルが浸透。 |
| 1997年 |
別館「パヴィヨン・ミラドー」を併設。 |
| 2004年 |
別館「コロニアル・ミラドー」をオープン。コロニアルフレンチという新しい食のスタイルを提案。 |
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メニューは全て、伊豆半島の山の恵み・海の恵みをふんだんに使った、訪れる人に季節を感じて頂けるような品ばかり。三島の契約農家から仕入れた有機農法による無農薬野菜、相模湾や駿河湾・相模湖でとれた新鮮な魚介類、静岡産愛鷹(あしたか)牛の上質なお肉料理、冬は専属の狩猟部隊が近くの山々に分け入って獲ったジビエのお料理などなど・・。季節感溢れる地元の拘りある素材の力を、最大限に引き出す勝又シェフの料理は、正にこの地でしか味わえない箱根のフレンチです。
ボルドー産アスパラガスと地元の契約農家から仕入れた新鮮な野菜たち
味付けは、いい時代のしっかりとしたフランス料理をベースに、“南仏・ニース”のグランメゾン風に仕上げています。ボルドーワインに合うお料理が多いのが特徴で、特にオールドビンテージワインとのお料理とのマッチングはすばらしいです。(とソムリエの藤江氏より)
例えば、愛鷹(あしたか)牛など上質な仔牛やアニョー(子羊)には、上質なボルドーワインが見事に合いますし、鹿・鴨などの赤身肉も、ボルドーワインと上品に相乗します。特に、鹿肉は、力のあるサンテミリオン・ポムロールなどの高級ワインが、野鴨には、酒肉が厚く力とこくのあるポムロールの上〜最上級ワインがよくマッチします。
お料理はどれも、勝又シェフのアイディアがたっぷり詰まった、凝りに凝った品ばかりです。メニューは、その日に仕入れた食材を生かし、勝又シェフのインスピレーションで決まるので、何度訪れても飽きることはありません。下記に、5月のある日のメニューと、お料理に合うワインを紹介します。(ワインは、シェフ・ソムリエの藤江氏のセレクトによるものです。)
(注)メニューは季節ごとに日々変わりますので、ご了承ください。