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| ●10月お届け● |
| シャトー・グリュオー・ラローズ【1996】 |
| --------------- From メドック地区/サンジュリアン |
サンジュリアンは、メドックのほぼ中心に位置しており、極めて細かい砂利が厚く堆積しており、水はけが良いのが特長で、若干の粘土質の土壌も持ち合わせています。
この地域で最も多く栽培されているブドウ品種は「カベルネ・ソーヴィニヨン」で、この水はけの良さから、カベルネ・ソーヴィニヨンの香り・味わいの長所を引き出すには最適の環境だと言えます。
また、その水はけの良さは、雨の多いヴィンテージであっても影響を受けにくく、毎年安定したワインを生み出しやすいことも大きな長所の一つだと言えるでしょう。
ポイヤックとは、幅50pほどの小川を挟んだだけの位置関係ですので、比較的、似通った性格を持っています。しかし、この小川が与える影響は大きく、これを境に微妙に土壌構成も異なり、ワインにも違った性格を与えます。
セレクトした【グリュオー・ラローズ】は、サンジュリアンでは1,2を争う極上ワインで、その畑は、ジロンド川から少し離れた内陸側の丘の上にあります。高い海抜のため、砂利の層は厚くて水はけが良く、風化や土地の隆起の影響もあり、土壌の構成は非常に多彩です。
程よくスパイシーで野生的なニュアンスを感じる香りと、凝縮した果実味に定評があり、長年にわたって一貫して高い品質を維持しています。“サンジュリアンで最も重々しい”と評されるほどのそのワインは、偉大な年には「1級相当」の品質となり、50年もの熟成にも耐え、70年代の物でも十分飲み頃として楽しめることでしょう。
今回お届けする <1996年> も、90年代有数の当たり年で、このグリュオー・ラローズも長い熟成に耐えうるワインに仕上がっております。今まさに飲み頃が始まった頃ですので、すぐにお飲みいただいても、もう少し熟成させておいても良いでしょう。
| ●11月お届け● イチオシ!! |
| シャトー・ムートン・ロートシルト【1990】 |
| --------------- From メドック地区/ポイヤック |
「ボルドー5大シャトー」といわれる内の3本がこのポイヤックに存在していることもあり、“ボルドーで最も有名な地区”と言っても過言ではないでしょう。その土壌は砂質の砂礫で、かなりの鉄分と泥灰土が沈積しています。
サンジュリアン同様に水はけの良い土壌ですので、カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培に適しており、立ち昇る香りと豊潤な味わいが特徴の、非常に力強いワインとなります。鉄を多く含むため、タンニンに富んだ長期熟成ワインを生み出しています。
サンジュリアンとは、幅50cmほどの小川を挟んだだけですので、比較的似通った性格を持っています。
中でも、この【ムートン・ロートシルト】はポイヤックを見下ろす砂礫層の丘にあり、砂利が多く、底土には砂岩を多く含んでいるため、カベルネ・ソーヴィニヨンの比率を異常なまでに高くしてワインをつ造っています。このため、豊かで肉づきがよく、心からゾクゾクするようなエキゾチックさを持ち合わせています。
お届けする <1990年> は“20世紀でも最高クラスの当たり年”として知られている年で、ポイヤックの出来は高く評価されており、その個性を感じていただくには最適の良ヴィンテージでしょう。
| ●12月お届け● |
| シャトー・カノン【1975】 |
| --------------- From サンテミリオン地区 |
サンテミリオンは、いわゆる「右岸」といわれる地域の一部で、多様な土壌を持つことで知られています。町の南の斜面には石灰岩が露出した粘土質な土壌(通称:コート)があり、ポムロール側は砂利質が主体(通称:グラーヴ)となっています。
このコート側では主に「メルロー」が、グラーヴ側では「カベルネ・フラン」が主に栽培されています。
その中でも、今回ご用意した【シャトー・カノン】は、メルローを主体とした複雑さと上品さを合わせ持ったワインで、気品高い香りがあり、凝縮感に溢れ、顕著な樽香を持つ、とても男性的な特徴を持ちます。多くのタンニンのお陰で非常に長命であり、熟成を経るとなめし革・杉・甘いプルーンなどの香りが印象的と評されるようになっていきます。
カノンは、第一特別級の畑に囲まれた絶好の位置にブドウ畑を所有しており、数々の名作と言われるワインを作り続けてきました。
サンテミリオン地区の中でも多くの秀逸シャトーが集まる“コート・サンテミリオンの顔”と言っても過言ではないカノンで、サンテミリオンならではの味わいを感じてみてください。
| ●1月お届け● |
| シャトー・オー・ブリオン(赤)【1988】 |
| --------------- From グラーヴ地区/ペサック・レオニャン |
グラーヴ地区の中でもとりわけ有名なペサック・レオニャン。下位区分にあたり、10の村で構成されています。グラーヴの格付けシャトーの全てがこのペサック・レオニャンにあることからも、この一帯がいかに重要な存在かお分かりいただけるでしょう。
ボルドーで最初にワインが造られたのがこの地区である、そんなエピソードも良く知られていますね。
グラーヴという名称は「砂利(Gravier)」の多い土壌に由来しており、その名前の示すとおり、土壌は小石が多くなります。
このため同じブドウ品種を用いていても、メドックのものとはまた違った個性のワインとなります。
栽培されているブドウ品種は、赤は「カベルネ・ソーヴィニヨン」と「メルロー」を主体に、「カベルネ・フラン」を比較的多くブレンドすることでバランスを取り、口当たりが柔らかで、なおかつ、しっかりとした骨格を形成しています。白ワインは「ソーヴィニョンブラン」と「セミヨン」が大部分を占めています。
その小石の多い土壌のため水はけも良く、メドックのワインが水っぽく期待はずれだったヴィンテージでも、グラーヴのワインは素晴らしい出来であることも多いのです。その反面、暑くて干ばつ気味の年は水はけの良さが災いし、ストレスがかかりすぎてブドウが熟す段階で障害が出ることがある、そんな特長を持っています。
「記念年のワインを買いたいんだけど、このヴィンテージは雨が多くて出来があまりよくなかったみたい…。」そんな時には、この地区のワインを選んでみると良いかもしれませんね。
そのグラーブ地区からは、グラーヴのシャトーながら例外的にメドックの格付けに選ばれ、しかも「1級」という栄誉を与えられた歴史的シャトー【オー・ブリオン】をチョイスいたしました。
オー・ブリオンは、グラーヴにとどまらず、ボルドーのワインを語る上でも、絶対に外すことのできないシャトーだと言えるでしょう。フランスの国を救ったとする逸話も、国際的に初めて名声を勝ち得たボルドーのワインだということでも有名ですね。
その味わいは、“エレガント”“香り高い”と評される一方で、ズッシリとしたワインがお好きな方からは“軽い”“外交的”とも言われてしまうことがあります。これはメルローの比率が高いため、渋みが少なく柔らかさがあり、香りや味の調和のとれた、とても親しみやすいワインであるという、まさにグラーヴ地区の特長そのままです。
さらにこの <1988年> は、歴史に残るグレートヴィンテージの一つで、オー・ブリオンもグラーヴらしい優れた凝縮感と、複雑でエレガントな味わいを見せてくれることでしょう。
| ●2月お届け● |
| シャトー・トロタノワ【1983】 |
| --------------- From ポムロール地区 |
ポムロール地区も、サンテミリオンと同じく「右岸」と呼ばれる地域にあり、その鉄分を多く含む粘土質の土壌は「メルロー」の栽培に適しています。
メルローは補助的に使われることが多い品種ですが、ポムロールではこのメルローを主体としたワインが多く造られ、その独特な土壌とも相まって、非常に独創的な味わいを生み出しています。
味わいは、総じて力強く濃縮した香りと、ビロードのような滑らかさが特長で、中には逞しさと長命さを合わせ持つワインもあり、【ペトリュス】や【ル・パン】など、世界に名高いワインもこの地区で生産されています。
また、この地域はボルドーの産地の中でも非常に小規模なことでも知られており、地区全体の評価は上がっている一方で、生産量が少なく、世界で最も高価でグラマラスなワインを生み出している産地であることも忘れてはなりません。
ポムロールで主に栽培されているメルローというブドウ品種は、カベルネ・ソーヴィニヨンに比べて柔らかく、豪勢で、果実味に富んだみずみずしいワインになります。タンニンが少なめと言われますが、ペトリュスなどの至高のものは、20年近い熟成を経てようやく飲み頃に達するほどです。
今回、そんなポムロール地区からセレクトいたしましたのは【シャトー・トロタノワ】です。
トロタノワの畑は粘土質と砂礫質の土壌で、かのペトリュスのすぐそばに位置しています。華やかでリッチ、強烈なまでのフルボディのワインは、ポムロールの特長を如実に表していると言えるでしょう。
その味わいも、ほぼ同じ方法で醸造されることもあって、やはりペトリュスと非常に似ています。このため“ペトリュスの弟分”とも言われており、兄貴分であるペトリュスと肩を並べるほどの品質を誇っています。
粘土質の土壌でつくられるメルローの、ネットリとするほどの豊かな果実味、ぜひ味わってみてください。
| ●3月お届け● |
| シャトー・マルゴー【1993】 |
| --------------- From メドック地区/マルゴー |
メドックの南に位置する「マルゴー」は、非常に知名度が高く、“ボルドーワインの代名詞”のような存在です。上質な砂利質の土壌は「カベルネ・ソーヴィニヨン」の栽培に適しており、その他にも「メルロー」や「プティ・ヴェルド」が栽培されています。
その複雑な品種構成のため、マルゴーのワインは“まろやかで女性的”という表現がよく用いられています。
今回は、この地区でも堂々たるトップシャトー、“女王”こと【シャトー・マルゴー】をお届けいたします。
シャトー・マルゴーは、5大シャトーの中で、最も“女性的”と言われており、華やかな香り、口当たりの滑らかさ、しっかりしたボディと繊細さを備えた味わいから「ボルドーの宝石」と讃えられている、とてもエレガントなワインです。これはまさにマルゴーの特長そのままでもあるのです。
<1993年> というヴィンテージは、収穫直前の雨で困難を強いられたヴィンテージですが、そんな中でもシャトー・マルゴーは驚くほどの深み・完熟感・甘みがある素晴らしいワインを生み出しています。
丁度飲み頃を迎えていますので、ぜひ皆さまに味わっていただきたいとっておきの1本です。
メドックの3地区は、比較的近い立地にありますので、いずれも“砂利質でカベルネ・ソーヴィニヨンに適した土壌”という点は共通しています。しかし、それでもおのおの違った味わいを持っていますので、ぜひその違いを感じていただければと思っています。
また、同じ地域であっても、シャトーごとに違った特色はありますが、ブドウ品種と土壌が似通っていれば、それだけワインの基本的な方向性も似てくると言えます。
まずはこちらのコースで自分好みの味を見つけていただいて、その後にその産地のワインをご購入くださればベストでしょう!
もちろん“産地による違い”という点にこだわらずとも、どれも飲み頃を迎えた当店自慢の逸品をセレクトさせていただいておりますので、全てが最高の状態でお楽しみいただけます。
「ワイン選びは難しくて、何を選んだらいいか分からない…」という方、「とにかくおいしいワインが飲みたい!」という方。色んなタイプの方に今回の『ボルドー産地飲み比べ6ヶ月コース』をお試しいただきたいですね!
さらに、全6本の内、半数にあたる3本が“5大シャトー”のワインであるという点も自慢です。
特に、当店のイチオシの【ムートン・ロートシルト】は、「通常価格:95,445円」という1本です!このことからも、今回のこのコースをご購入いただくだけの価値があるでしょう。
各産地トップクラスのワインで、ワインの世界の奥深さを学びつつ、至福のひとときをご堪能ください。
| 『ボルドー産地飲み比べ6ヶ月コース』 | |||||||||||
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